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【このスペックで7万円台!?】たくましすぎるケースフォルムが魅力のハイスペックなダイバーズ時計

 腕時計はデザインや意匠などで様々なジャンルに括られるが、そのなかでも、精悍な意匠と本格的な機能で根強い人気を誇るのが“ダイバーズウオッチ”だ。なかには普段使いとしては間違いなくオーバースペックなものもあるが、ロマンが詰まったその意匠に惚れ込む人は多い。今回取り上げるスピニカーの“ピカール”は、まさしくそんなモデルだ。

ピカール
海洋学者で探検家でもあるジャック・ピカールからインスピレーションを得て製作された高防水ダイバーズウオッチ“ピカール”。ヘリウムエスケープバルブに加え、セラミックプレートの逆回転防止ベゼルを備え、優れた防水性能を実現した本格派だ。さらにムーヴメントは信頼性の高い日本製を搭載。
■Ref.SP-5098-33。ステンレススチールケース&ブレス。ケース径45mm。55気圧防水。自動巻き(Cal.NH35-TMI)。公式オンラインストア限定。7万400円

 スイスの海洋学者であり探検家としても名高いジャック・ピカールは、アメリカ海軍のドン・ウォルシュ大尉とともに世界の深海を調査し、1960年には、遂に海底で最も深いといわれているマリアナ海溝の最深部、1万916mまで潜水という偉業を達成している。スピニカーのピカールは、この偉業を称えるともに潜水艦をイメージして製作されたモデルである。

ケース自体の厚みに加えて、サファイア風防も厚み(15mm)のあるドーム形を採用するため、全体で21mmとかなりの厚みがある

 何より目を引くのが、大振りなケースとこんもりと膨らんだバブルレンズである。さらに10万円アンダーという価格帯では珍しいヘリウムエスケープバルブを備え、たくましいフォルムに恥じない55気圧もの防水性を有する。確かに、そのボリュームゆえ普段使いに向いているとは言い難いが、それでもなお食指が動く。ピカールはそんな魅力を備えたモデルではなかろうか。

ケースのボリュームはあるが、ベゼルにマット加工を施しているため、表情が引き締って見える。またポップなカラーリングのロリポップ針が、アクセントとしてもいい感じだ

■(左から)Ref.SP-5098-11、Ref.SP-5098-22、Ref.SP-5098-33。スピニカー公式オンラインストア限定。各7万400円

 

【問い合わせ先】 ウエニ貿易 TEL.03-5815-3277
https://www.spinnaker-watches.jp/feature/piccard

 

文◎堀内大輔(編集部)

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