時計界ではいままさに新作ラッシュ。各社から様々なモデルが発表されているが、そのなかでも2022年の傾向のひとつとして際立っているのが、“カラフルなカラーバリエーション”だ。ご存じのとおり、色は見た目を大きく左右する要素のひとつであり、同じモデルでもカラーリングが異なるだけで、雰囲気がガラリと変わってしまうものもある。今回は、新作モデルのなかからカラーリングの妙が光る3モデルを紹介したい。
ウブロ
ビッグ・バン インテグラル セラミック
■Ref.451.EX.5129.EX。CE(42mm径)。10気圧防水。自動巻き(Cal.HUB1280)。281万6000円
外装パーツのほとんどをセラミック素材し、ケースとブレスが一体型となったビッグ・バン インテグラル セラミックの新色。2022年は明るい色彩を採用した4種が発表されているが、なかでも目を引くのが南太平洋からインスパイアされたという“スカイブルー”ではないだろうか。ブレスレットまで同色となっているため、かなりインパクトがある。
【問い合わせ先】LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ウブロ TEL.03-5635-7055
www.hublot.com
IWC
パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン “レイク・タホ”
■Ref.IW389105。CE(44.5mm径)。6気圧防水。自動巻き(Cal.69380)。134万2000円
カリフォルニア州とネバダ州の境に位置するレイク・タホの冬の景色と、その周辺を飛来するトップガン(米国海軍戦闘機兵器学校)のパイロットの白い服に影響を受けてデザインされたトップガンの新作。本格パイロットウオッチのデザインで、このカラーリングはかなり新鮮だ。
【問い合わせ先】IWC TEL.0120-05-1868
https://www.iwc.com
ボーム&メルシエ
クラシマ
■Ref.M0A10695。SS(42mm径/8.93mm厚)。5気圧防水。自動巻き(SW200)。予価21万4500円(2022年5月下旬発売予定)
砂漠を連想させるサンドカラーのインベゼル付きのソレイユサテン仕上げ文字盤に、同色の無地のファブリックベルトをシンクロさせたデザインが特徴。ユニークなカラーリングだが、ローマン数字と細身のバーを組み合わせたインデックスを採用しており、上品な雰囲気も感じられる。シックな仕上がりとなっておりオールシーズンで楽しめるだろう。
【問い合わせ先】ボーム&メルシエ TEL.0120-98-8000
www.baume-et-mercier.com
文◎堀内大輔(編集部)