ロレックス 人気の記事 @kikuchiのいまどきの時計考

【ロレックス】通信 No.023|定価改定で浮上した2020年新作!? 1月10日の定点観測にみる実勢価格相場!

 みなさん、ご存じでしたか? 2020年1月1日のことらしいのだが、ロレックスが定価改定を実施していたことを。

 ロレックスに限ったことではないが、世界規模で展開するグローバルブランドの場合、特定の国で定価が安くなるという状況が起こらないように定価設定を見直し、定期的に価格改定を行っている。噂によると、今回の改定は日本だけではないようなのだが、その一環と言えるのかもしれない。

 並行輸入店において、海外からのユーザーがロレックスを前にして、スマホでなにやらチェックしているのをよく見かけることがある。そう、海外の価格をチェックしているのだ。

 実は、一部の国や地域では日本よりも定価設定が低いところもあるが、ヨーロッパやアメリカ、香港など世界の主要各国におけるロレックス正規価格と比較すると、現在はむしろ日本の定価のほうが少し安い状況にあるからだ。

 人気のステンレス系スポーツモデルなどプレミアム価格のものは別として、金無垢モデルなどは日本での国内定価以下のものもあるため、海外ユーザーからすればメリットはそれなりにあるのだろう。

今回の価格改定でステンレス系の人気スポーツモデル中で唯一値上げされずに価格が据え置かれたエクスプローラーI

 さて、今回の定価改定の内容(下記の定点チェック参照)をみると、デイトナの約6%を筆頭に、サブマリーナやGMTマスターも4%台と全体的には大幅な値上がりとなっているようだ。

 直近の1月11日の定点観測をみるとその影響はほとんど感じられない。確かに並行輸入の場合はすでにプレミアム価格のため、値上げしたからどうのというものでもないのかもしれない。

 このように大幅に値上げされた今回の定価改定だが、不思議なことに人気スポーツモデルの中でただ1機種だけ値上げせずに据え置かれたモデルがある。それはエクスプローラーIだ。現在ネット上では、今年モデルチェンジが濃厚なのではとの噂がささやかれているのは、実はそのためなのである。

 この噂が現実になるかはわからないが、筆者的には、既存モデルのマイナーチェンジではなく、過去のアーカイブからリバイバルさせるとか、そろそろあっと驚くような新作の発表をロレックスに期待したいのが正直なところである。

■ 週間ロレックス相場(1月11日更新)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

【GMTマスターII/Ref.126710BLRO】
・定価改定: 102万800円(+4万4000円)
・実勢価格:198万円→198万円(→) 先月と変わらず

【デイトナ/Ref.116500LN】
・定価改定:138万7100円(+7万8100円)
・実勢価格:262万円→259万円(↓) 先月より3万円ダウン

【サブマリーナデイト/Ref.116610LN】
・定価改定:94万3800円(+4万5100円)
・実勢価格:127万円→128万円(↑) 先月より1万円アップ

【サブマリーナデイト グリーン/Ref.116610LV】
・定価改定:98万7800円(+3万3000円)
・実勢価格:169万円→172万円(↑) 先月より3万円アップ

【ミルガウス/Ref.116400GV】
・定価改定:87万6700円(+1万2100円)
・実勢価格:92万円→93万円(↑) 先月より1万円アップ

【ヨットマスターロジウム/Ref.126622】
・定価改定:126万5000円(+2万2000円)
・実勢価格:148万円→149万円(↑) 先月より1万円アップ

【ディープシー/Ref.126660】
・定価改定:133万1000円(+3万3000円)
・実勢価格:145万円→146万円(↑) 先月より1万円アップ

【エアキング/Ref.116900】
・定価改定:67万6500円(+2万2000円)
・実勢価格:74万円→73万円(↓) 先月より1万円ダウン

【エクスプローラーII/Ref.216570】
・定価改定:87万5600円(+2万2000円)
・実勢価格:107万円→109万円(↑) 先月より2万円アップ

【エクスプローラーI/Ref.214270】
・定価改定: 68万7500円(+0円)
・実勢価格:88万円→87万円(↓) 先月より1万円ダウン

菊地 吉正 - KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。

-ロレックス, 人気の記事, @kikuchiのいまどきの時計考