【3万円以下でパイロットクロノを手に入れる】 マディソン・ニューヨークの最新時計、“ヴァンダム”に注目

 手の届く価格とデザイン性にこだわり、30年以上にわたってトレンドを牽引してきたニューヨーク発のファッションウオッチブランド、マディソン・ニューヨーク。2019年に大幅なモデルチェンジを実施して以降、マルコム、フルトン、ヘンリー、ラガーディアという定番の四コレクションに加えて、トリプルカレンダームーンフェイズを搭載した“チャールトン”、スクエアケースが目を引く“リヴィントン”など、積極的に新コレクションをリリースし、注目を集めている。

 そんなマディソン・ニューヨークが今季の新作としてリリースしたのが“ヴァンダム”だ。1950年代から60年代に製造されていたパイロットクロノグラフをモチーフに採用しており、文字盤、ケースを含めてクラシックなクロノグラフの意匠を取り入れつつ、現代的なアレンジをプラスしている。


MADISON NEW YORK(マディソン・ニューヨーク)
ヴァンダム


 1950年代〜60年代のパイロットウオッチをモチーフにしたツーカウンタークロノグラフをベースにしつつ、文字盤やベルトのカラーリングで現代的なファッション性をプラスした最新コレクション。コインエッジベゼル、コブラ針、オニオンリューズなど、時計好きの琴線に触れるディテールの作り込みにより、価格以上の質感を実現している。
■Ref.MA011009。SS(45mm径)。5気圧防水。クォーツ(Cal.6S21)。2万5300円(ゴールドケース、ブラックケースは2万7500円)※5月20日(金)より発売開始


【文字盤のデザインをチェック】


 デザインの見所はいくつもあるが、まず注目したいのが文字盤だろう。基本的なデザインはオーセンティックなツーカウンタークロノグラフ(インダイアルを二つ配置したクロノグラフ)をベースにしているが、ベルトのカラーリングと文字盤やインダイアルの色合いをリンクさせるデザインを採用することで現代的な雰囲気とファッション性をプラスしている。


 表面に細かい凹凸を備えた砂目調の装飾は、文字盤に立体感を加える効果に加え、光の反射を抑えて視認性を高める役割を果たしている。夜光塗料を塗布したアプライド仕様のインデックス、同じく夜光を塗布したコブラ針など、クラシックな雰囲気を高めつつ、同時に見やすさを考慮したディテールの作りにもこだわりが光る。


【重厚なケースのデザインをチェック】


 文字盤に加えて外装のデザインにも見所は多い。ヘアライン仕上げをベースにした堅牢な42mmのケースには、往年のパイロッククロノグラフのアイコンであるコインエッジベゼルを装備。大振りなオニオンリューズ、ケースに沿ってわずかにカーブした長方形のプッシュボタンなど、オーセンティックな雰囲気と操作性を両立したディテールの作り込みにも魅力的だ。


 リューズと反対側のケースサイドにはブランドロゴを刻印したプレートを設置。プレート自体はケースの曲線的なフォルムに合わせて埋め込み式で設置されているのだが、レリーフ加工でロゴを立体的に仕上げているため存在感抜群だ。所有欲を高めつつ、重厚なスチールケースにアクセントを加えている。


【オイルレザーを採用したベルトをチェック】


 重厚なケースに合わせてベルトの素材には厚みのあるオイルレザーを採用。時間をかけて植物性タンニンでじっくりとなめした革に、丁寧にオイルを染み込ませて仕上げるオイルレザーは、しっとりと手に吸いつくような手触りと、しっとりとした美しいツヤが特徴。使い続けることで柔らかく手首になじむ質感となり、エイジングでツヤ感が増していくのも大きな魅力となっている。


 もうひとつ、ベルトの作りで注目したいのが厚みのあるベルトに合わせて太めの糸を採用したステッチ部分。この太さの糸を採用するとミシンで縫製することが難しいため、一つひとつ手縫いで仕上げられている。ブラウンベルト、グリーンベルト、ゴールドケース×ブラックベルト、ゴールドケース×ネイビーベルトにはベージュの糸(ほかのモデルは白い糸)を採用するなど、細かいディテールまでしっかりとデザインされている点にも注目したい。


【多彩なバリエーションも大きな魅力】

 スタンダードなシルバーケース、オーセンティックな雰囲気と高級感を兼ね備えたゴールドケースに加え、シックな雰囲気を楽しめるブラックケースと、3種類のケースデザインを採用。時計本体の基本デザインは同じだが、文字盤、ベルト、ケースのコンビネーションによって、まったく異なる魅力を備えた8つのモデルがラインナップされている。いずれも2万円台とコストパフォーマンス抜群。手頃でありつつ、価格以上の上質感を実現しているため、大人のオフスタイルにぴったりのモデルといえるだろう。


》“ネイビーベルト”を採用した3つのモデルをチェック


(左)ネイビー文字盤×ゴールドインダイアル、2万7500円
(中央)ネイビー文字盤×シルバーインダイアル、2万5300円
(右)シルバー文字盤×ネイビーインダイアル、2万5300円
 落ち着いたトーンのネイビーベルトを採用したモデル。ネイビー文字盤は、シルバーのインダイアル(中央)とゴールドのインダイアル(左)の2種類をラインナップ。シルバー文字盤にはネイビーのインダイアル(右)が採用されており、シルバーとネイビーのコントラストを利かせたデザインが魅力的だ。


》“ブラックベルト”を採用した2つのモデルをチェック


(左)ブラック文字盤×ブラックインダイアル、2万7500円
(右)シルバー文字盤×シルバーインダイアル、2万5300円
 文字盤のカラーリングと抜群のコントラストを利かせるブラックベルトを採用したモデル。ブラック文字盤(左)はインダイアルを含めてブラックのワントーンでまとめたシックなデザインがポイント。ブラック文字盤とゴールドケースのメリハリを利かせたコンビネーションが魅力的だ。いっぽうのシルバー文字盤(左)はケース、文字盤を含めてシルバーのワントーンで時計本体の色味をまとめているのがポイント。クセのないシルバーのワントーンに仕上げたことで、ファッションを選ばずに幅広いスタイルで身に着けることができる。


》個性が際立つ“ブラウンベルト”と“オールブラック”をチェック


(左)オールブラック、2万7500円
(右)ベージュ文字盤×ブラウンインダイアル、2万5300円
 オールブラック(左)はベルト、ケース、文字盤を含めて時計全体をブラックで統一したデザインが特徴となっており、ブラックのカラーリングがスタイリッシュでクールな雰囲気を感じさせる。インデックスと針にシルバーの蓄光塗料を塗布することで、デザイン性と視認性をしっかりと両立している点もポイントと言えるだろう。

 もうひとつのベージュ文字盤にブラウンのインダイアルを配置したモデル(右)は、ベルトを含めてブラウン系の色合いで時計全体をまとめたデザインが印象的。エイジングしたアンティークウオッチを思わせる文字盤、インダイアルの色合いがほかにはない魅力とこだわりを感じさせる。


》トレンドカラーを取り入れた “グリーンベルト”採用モデルも注目


グリーン文字盤×シルバーインダイアル、2万5300円
 ここ最近、トレンドカラーとして存在感を増している“グリーン”をベルトと文字盤に採用したモデル。明るいグリーンはカジュアル感が強くなってしまうが、このモデルは落ち着いた色合いのグリーンを採用しているのがこだわりのポイント。さりげなく個性を主張しつつ、普段使いとしてもおすすめ。深みのあるグリーンのベルトと文字盤が、クラシックなデザインにトレンド感と程よいアクセントを加えている。


【問い合わせ先】
ミスズ
TEL.03-3247-5585
http://www.watch-world.jp


 

文◎川田健人(編集部)

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