ロレックス 意外と知らない時計知識

Q39.デイトジャストに用意されている3種類のベゼルはケースの仕様で決まっているって本当?【ロレックス編】

A.本当です

 ケースの前面に文字盤を囲むように付くベゼルは、もともと風防ガラスをケースに固定するためのものだったが、近年はベゼル自体に様々な装飾が施されるなどデザイン的にも重要な存在となっている。
 それを象徴するのがロレックスである。なかでもデイトジャストは文字盤のバリエーションに加えて、基本的な3種類のベゼルの装飾をうまく組み合わせることで多彩なバリエーションを生み出している。

現行モデルのベゼル装飾は主に3種類。もちろん回転ベゼルといったスポーツモデルに搭載されるベゼルもあるが、今回は装飾のみに絞って紹介した

 現行モデルのベゼルは、表面を鏡面に仕上げたスムースベゼル、鋭く山形にギザギザに切り込まれたフルーテッドベゼル、そしてダイヤモンドがセットされたダイヤベゼルの3タイプが展開されている。
 スムースベゼルはステンレススチール素材のスタンダードなモデルに装備。
 縦縞を意味するフルーテッドベゼルは、すべてが金素材で作られているためゴールドとステンレスのコンビモデル(ロレックスではロレゾールと呼ぶ)に採用されている。
 ダイヤベゼルは52個ものダイヤモンドがあしらわれており、これも基本的にコンビモデルだけに用意されているベゼルだ。

 

【画像】アンティークのロレックスで代表的なベゼル装飾

 

文◎松本由紀(編集部)

 

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