これってアンティーク! 思わず勘違いするほどのヴィンテージ感 【OUTLINEのアウトライン|no.13】

 今回から、俳優・木下ほうか氏が監修したスペシャルエディション待望の最新作“アウトライン・パートナー2”について、開発秘話というほどのものではないかもしれないが、その一端を数回に分けて紹介したいと思う。そして今回は文字盤に施した通称ハニカムダイアルと呼ばれる装飾についてだ。

ご覧のとおり、マジで1970年代のアンティークかと思ってしまうような全体の仕上げと雰囲気はかなりそそられる。Ref.YK20211-1BK(ブラック)、Ref.YK20211-2WT(ホワイト)。SS(36mm径)。5気圧防水。自動巻き(日本製Cal.Miyota 9039)。各5万5000円

 このパートナー2だが、見出しにも書いたように、マジでアンティークかと思ってしまうような全体の仕上げと雰囲気は自分で言うのもなんだがかなり魅力的だと思う。よくもまぁここまで出来たものだと、正直現場をほめてあげたいぐらいだ。

 実のところ、2作品めについての最初の打ち合わせの際に、木下氏から1950年代にあった希少文字盤、通称ハニカムダイアルを再現したいと言われたときには、正直驚いた。僕自身この価格帯の時計でハニカムダイアルを再現した他社製品を見たことがなかったからだ。そのためうまく雰囲気が出せるのだろうかと内心かなり不安だったのである。

1950年代のエクスプローラーの初期にだけ見られた通称ハニカムダイアルを再現。木下ほうか氏が今回最もこだわったのがこの文字盤だ

 そこで、当時のエクスプローラーに採用されていた希少なハニカムダイアルの写真を編集部で撮影して持っていたものを拡大し、それを元にディテールを製造部門に説明して再現してもらったのだが、まぁ〜、これが一発目からかなりよく出来上がってきたのである。これには木下氏もキズ見(時計用のルーペ)で拡大しながら確認してかなり驚いていた(笑)。

 このハニカムダイアルについては、木下氏自身「購入された方はぜひキズ見で拡大して見てもらいたい」と言うほど太鼓判を押す。それほど、質感といい雰囲気といい、古典的な風合いが再現されていると僕自身も実感する。いずれにせよ、今回はここをクリアしないと次に進めなかったため、これが迷走せずに早い段階でクリアできたことは、年内完成という意味でかなり大きかったように思う。

キズ見で念入りに文字盤のハニカム装飾を入念にチェックする木下ほうか氏

 さて、次回はケースまわりのことについて触れたいと思う。

早割特化4万4000円から先行予約受付中!

 なお現在、弊社が運営するクラウドファンディングサイト「WATCH Makers(ウオッチメーカーズ)」で先行予約を受け付け中だ。おかげさまで開始早々に黒文字盤の早割りは完売してしまうほどで、その勢いのすごさにあらためて驚かされる。今回取り上げたハニカムダイアル以外にも細かく紹介しているため、ぜひそちらものぞいていただきたい。

WATCH Makers(ウオッチメーカーズ)

菊地 吉正 – KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。

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