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【二つのシンボリックなリミテッドモデル】“ノルケイン”の人気コレクション、インディペンデンスから新作が登場

 2018年に設立されたノルケインは、スイス時計業界の中心地であるスイス、ビエンヌにある独立系の機械式時計ブランド。新たな道を歩むことに挑戦し続けるノルケインには、アドベンチャー、フリーダム、インディペンデンスの三つのコレクションがあり、すべての時計に機械式ムーヴメントを搭載している。2020年には、ムーヴメント製造ファクトリーのケニッシ社と共同で製造した二つのマニュファクチュールキャリバーを発表したことでも注目を集めた。

 そんな同ブランドが今回発表したのは、象徴的な基幹シリーズのひとつである“インディペンデンス”コレクションの最新作、“インディペンデンス21”と“インディペンデンス21 DLC スケルトン”の2種類だ。

 インディペンデンスはノルケインの精神を象徴する特別なコレクションで、最新作ではオールドスチールフィニッシュ仕上げのミッドナイトブルー文字盤モデルと、スケルトンムーヴメント搭載モデルの二つで登場する。

 

インディペンデンス21 リミテッド エディション

■Ref.NN3000S03A/A301。SS(42mm径)。10気圧防水。自動巻き(Cal.NN20/1)。世界限定200本。41万8000円(レザーベルトモデルは39万3800円)

 本モデル最大の特徴は、美しいミッドナイトブルーの文字盤に “オールドスチールフィニッシュ”が手作業で施されている点だろう。そのため1本1本ごとに表情が異なり、全く同じ個体は二つとして存在しない、他の時計とは一線を画す仕上がりとなっている。

 また、ステンレススチール製のケースには、サテン仕上げ、ポリッシュ仕上げ、サンドブラスト仕上げの3種類の仕上げを施すことで、独特の輝きと陰影が生みだされているのも見逃せないポイントだ。

 加えて裏ブタには、世界限定200本モデルであることを示す“ONE OF 200”のメッセージが刻印されるほか、左側のケースサイドにはポリッシュ仕上げのノルケインプレートが装着される。時針、分針、秒針はポリッシュ仕上げ、インデックスにはスーパールミノバを塗布することで、高い視認性も確保した。

 さらに、ムーヴメントにはケニッシ社と共同開発した、70時間というパワーリザーブを誇るCOSC認定の高精度なマニュファクチュールキャリバーNN20/1を搭載。透明かつ傷がつきにくいサファイアクリスタル製の裏ブタを通して、ムーヴメントの動きを視覚的に楽しめるのも、時計好きにとってうれしい仕様といえるだろう。

 ブリッジには“Adventure -Freedom – Independence ”の文字が刻まれ、ローターにはスイスのアルプスを象徴する金色のダブルNをモチーフにしたノルケインロゴが刻印されている。

 

インディペンデンス21 DLC スケルトン リミテッド エディション

■Ref.NB3000B03A/302。SS(DLC加工、42mm径)。10気圧防水。自動巻き(Cal.NN08S、SW200-1Sベース)。世界限定100本。52万8000円

 ノルケイン史上初となるスケルトンモデルで、世界限定100本の希少なコレクション。ブランド独自の価値観や、挑戦を続ける精神性、機械式時計の文化に対する情熱を形にした1本となっている。

 スケルトンモデルの開発にあたって、独自のスケルトンムーヴメントの開発に着手。多くのスケルトンムーヴメントは、アームを湾曲させたものや、1本のアームで固定されたものが多いなかで、ブランドが新しく開発したキャリバーNN085(SW200-1Sベース)は、各ポイントを2本以上のアームで固定した“ビーム構造”に基づいて設計されている。これにより高いデザイン性を実現し、優れた対衝撃性と耐久性も獲得した。

 また、風防にはサファイアクリスタルを採用。文字盤を通して、メタリックルテニウムカラーのムーヴメントを眺めることができる。

 ケース、ベゼル、ケースサイドに取り付けられたノルケインプレート、ブレスにいたるまで、すべてDLCコーティングのステンレススチール製となっているのもユーザーにとってうれしい点といえるだろう。

 ブランドの精神性を反映した“インディペンデンス”コレクションの最新作を、ぜひチェックしてもらいたい。

 

【問い合わせ先】
ノルケイン ジャパン
TEL.03-6864-3876

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