HAMILTON(ハミルトン)
クロノマチック 50
型番:Ref.H51616731
ケース素材:ステンレススチール
ケース径:48.5mm
防水性能:10気圧防水
ムーヴメント:自動巻き(Cal. H-31/毎時2万8800振動/パワーリザーブ60時間)
機能:時・分表示、クロノグラフ(30分積算計)、スモールセコンド、デイト表示、タキメーター
国内定価:33万1100円
コントラストを効かせた男心をくすぐる配色
初の自動巻きクロノグラフムーヴメントが各社から発表された1969年。2019年はそれから50年目というメモリアルイヤーとなった。そのため、それを祝う記念モデルが各社から発表、このクロノマチック 50もそのひとつである。
当時ハミルトンは、ブライトリング、ホイヤー、デュボア・デプラの4社による共同開発によって自動巻きクロノグラフムーヴメント、キャリバー11ことクロノマチックを完成させた。
このクロノマチック 50、当時のモデル〝クロノマチックE〟に倣い、1970年代特有のデザインが随所に盛り込まれている。特に赤、黒、白を使ったコントラストの効いた配色はスポーティーで男心をくすぐるかなり目を引くデザインだ。
搭載されているのは約60時間ものロングパワーリザーブを誇るCal.H-31。週末に着用せずとも月曜の朝もしっかりと動いている。忙しい朝に時刻調整という煩わしさから解放されるのは、機械式ユーザーならこのメリットは大きい。
しかも日付けをダイレクトに調整できるクイックチェンジデイト機能も付く。世界1972本限定。
着けてみました
変形ケースの横幅は51.5mmと大きいが、ラグがないため縦方向は意外にも手首の幅に納まり、ベルトも柔らかく装着感は悪くない。ただ、重さはそれなりに感じる
Detail Check
◯ メリハリの効いたデザイン
赤、黒、白とコントラストの効いた配色に加えてスクエア型アップライトインデックスや立体的な文字盤など1970年代らしさ満載
◯ 味わいあるケースフォルム
1970年代ならではの独特なケースフォルムを表現。ちょっと突き出たボックス型の風防とともにレトロな雰囲気が味わい深い
△ 厚さも重さもしっかりある
大振りなケースなのでバランス的に致し方のないことかもしれないが、編集部の実測値で約16mmとかなり分厚い印象は否めない
文◎編集部/写真◎笠井 修
【問い合わせ先】
ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン
TEL:03-6254-7371
ハミルトン公式サイト
https://www.hamiltonwatch.com/ja