オリジナルである、1965年に発売された2代目キングセイコー “KSK”
アンティーク国産時計ファンにはなじみ深い“KING SEIKO(キングセイコー)”。
そんなキングセイコーが、1965年に発売されたキングセイコーの2代目に当たる“KSK”を開発の土台として、今年2月レギュラーラインでローンチされたことは記憶に新しい。
そしてこの度、1作目同様のKSK復刻デザインが2モデル登場。今作は、2月に発売されたモデル以来の発表となる。
KING SEIKO(キングセイコー)
“KSK”復刻デザイン 限定モデル
■Ref.SDKA003。SS(38.1mm径)。5気圧防水。自動巻き(Cal.6L35)。世界限定1700本。38万5000円(2022年7月8日(金)発売予定)
本作はKSKのデザイン特徴をディテールまで忠実に再現しながら、オリジナルのステンレススチールモデルにはないエレガントなデザインを加えた限定モデル。
文字盤にはシャンパンシルバーを用い、多面カットが施されたインデックスとシャープな形状の針にはイエローゴールドカラーを採用して華やかさを演出。
いっぽう、オリジナルモデル同様歪みのない鏡面仕上げが施されたケースは、エッジが際立つシャープな形状が特徴的だ。
また当時のアクリル風防のシルエットをより広い見切りで再現すべく開発された、ボックス型サファイアガラスを採用。
内面無反射コーティングを施すことで、どの角度から見ても高い視認性を確保している。
裏ブタには、キングセイコーの“盾”をモチーフとしたブランドマークがあしらわれたイエローゴールドカラーのメダリオンを配している。
さらにリューズの繊細なセイコーロゴと、防水仕様の証であった“W”のマーク、尾錠のセイコーロゴなど、随所にKSKの意匠を再現しているのだ。
ムーヴメントには、セイコーの現行機種において最も薄い自動巻きキャリバー6L35を搭載。
オリジナルモデルに対し、わずか0.5mm差に抑えた11.4mmという装着感に優れるスリムなフォルムを実現している。