時計好きな人でも意外に知られていないかもしれないが、レザーベルトは、簡単に通常のピンバックルタイプからセルフで簡単に交換することができる。今回は、多くのメリットをもつ交換用Dバックルを紹介する。
》手持ちのベルトに装着可能、Dバックルの利点とは?
長年ベルトの販売に携わってきたシンシアーが展開するオリジナルブランド、カシス。デザインだけでなく品質にもこだわり、良質なベルトを手がけているる。そんなカシスのなかでもいま注目を集めているのが、装着するだけで通常のピンバックルから、ホールド式のDバックルに変更できる商品だ。着脱する度にベルトにピンを差し込む必要がないため傷みにくく、不意に時計を落下させる心配も少なく、付け外しも簡単とメリットが多い。
素材はすべてステンレススチール製で、316Lと304の2種類をラインナップ。手持ちのベルトや時計の素材に合わせてセレクトができるのもポイントだ。
》実は簡単、交換方法をチェック
ピンバックルからDバックルに交換する手順は、尾錠のバネ棒を工具で押し出して外し、バネ棒を使ってDバックルを装着するだけ。通常のベルトの交換に用いる工具があれば装着ができ、操作も簡単だ。尾錠の幅を確認して同じサイズのDバックルを購入してほしい。
》Dバックルのメリットもチェック
通常では着脱の度に穴を通して定革に装着をするためベルトがしなり、傷みが早くなる。しかしDバックルを装着すると、毎回ベルトの穴に入れなくとも着用でき、ベルトへのダメージを軽減できる。
ブレスのように形が円形になっているため、着脱の度にベルトの穴にピンを通す通常のレザーベルトよりも、着脱の際に落下するリスクが低い。着け外しも楽で、一石二鳥だ。
》編集部のおすすめモデル-其の1
CASSIS(カシス)
PBF D-BUCKLE
腐食に強い316Lステンレススチールを採用したバックル。全部で4色を展開し、それぞれ鏡面仕上げとヘアライン仕上げの2種類が展開されている。またサイズも8種類用意されており、様々な時計に合わせられる点もポイントだ。
■サイズは10、12、14、16、18、20、22、24mmの8種(24mmはSSのみ)。シルバーは4400円、それ以外は5500円
》編集部のおすすめモデル-其の2
CASSIS(カシス)
PBF D-BUCKLE 304
新たに発売された304スチール仕様のラインナップを紹介。316Lよりも安価で手に入れやすいのが特徴だ。カラーはシルバー、ブラック、イエローゴールド、ピンクゴールドの4色展開で、全カラー鏡面仕上げでラインナップされている。
■サイズは12、14、16、18、20、22mmの全部で6種類(ブラックは12、14mmの展開はなし)。シルバーは2200円、それ以外は3300円となっている
【問い合わせ先】
シンシアー(TEL:042-438-4011)
公式サイト: https://www.cassis-watch.jp
構成◎船平卓馬(編集部)
文◎佐波優紀(編集部)