レディース時計 ロレックス 話題のトピックス

【WLN女子部】2週連載(後編)・ロレックスエントリーコレクション、オイスターパーペチュアルの人気モデル2選

 レディースロレックスの魅力を2週に渡ってご紹介。新人の女性編集者、佐波(さなみ)が時計初心者の女性読者と同じ視点で、ロレックスの基本知識からモデルの選び方まで解説する。

 前回はロレックスが人気を集める理由から主要な人気5コレクションの紹介まで、ロレックスの基本的な情報を紹介した。
 第2回となる今回は、そんなコレクションのなかでも1番身近なエントリーライン、“オイスターパーペチュアル”に焦点を当て、文字盤やベゼルの種類の紹介から人気のデザインまで取り上げてみたいと思う。
 オイスターパーペチュアルの魅力はなんといっても飽きのこないシンプルなデザインだ。通称“ノンデイト”と呼ばれるデイト表示をなくしたデザインで、ロレックスのなかでも最もベーシックなラインに位置づけられる。

 しかしオイスターパーペチュアルとひと口に言っても、文字盤やインデックス(時刻を示す目盛り)には様々なデザインが存在するため、同じオイスターパーペチュアルのなかでも部分的な意匠が異なるだけで、見た目の雰囲気が変わってくる。
 では具体的にはどのようなデザインがあるのだろうか。主要なものをピックアップしたので、写真付きでその種類を紹介していこう。

【文字盤】

 定番はホワイトやシルバー、ブラックといった色だが、“シャンパン”と呼ばれるゴールドカラーのものなど、様々なカラーがある。

■ホワイト

(オイスターパーペチュアル 176200)

■シルバー

(オイスターパーペチュアル 176200)

■ブラック

(オイスターパーペチュアル 176200)

■オリーブグリーン

(オイスターパーペチュアル 176200)

■シャンパン

(オイスターパーペチュアル 76193)
 

【インデックス】

 インデックスとは時表示のこと。数字やバー(棒状)タイプなどの定番なものから、“3・6・9”と呼ばれる3時6時9時位置のみに数字を配したデザインのものもある。ちなみにこの“3・6・9”は3時位置にデイト表示があるデイトジャストには採用できない、オイスターパーペチュアルならではのデザインだ。“3・6・9”にすることでシンプルなデザインにちょっとしたアクセントが加わり、可愛らしい印象を受けた。(オイスターパーペチュアル 176200 画像)

【ベゼル(文字盤を覆うガラス“風防”を固定する部品)】

オイスターパーペチュアルはわずかに傾斜を付けた“ポリッシュ(鏡面加工)”が採用されたモデルがほとんど。なかには波型に加工された“フルーテッド”もある

■ポリッシュ


(オイスターパーペチュアル 176200)

■フルーテッド

(オイスターパーペチュアル 176234G)

【サイズ】

 レディースのケース径は26mmが基本。小振りのサイズ感で、人それぞれの手首の大きさにフィットする。レディースではないが、最近では“ボーイズ”と呼ばれる31mmサイズも人気を獲得している。

【ブレス】

 オイスターパーペチュアルのブレスは3列のオイスターのみ。文字盤やインデックスもシンプルなデザインなので、ブレスもオーソドックスなオイスターブレスが採用されている。

■オイスターブレス

 このように、個人の好みに合わせて選べるのが魅力のオイスターパーオペチュアルだが、どんな組み合わせが良いのか、種類が多すぎて迷ってしまいそう。特にどんなデザインが人気なのかを宝石広場渋谷本店に聞いてみた。

1.白文字盤と3・6・9インデックス(Ref.176200)

 3・6・9のインデックスは、もうひとつの定番コレクションであり、3時位置にデイト表示があるデイトジャスト(来週詳しく紹介する)では採用できない人気のデザインだ。ケースはオーソドックスな26mm径を採用し、女性らしい華奢な雰囲気も感じたが、実際に見るとバーインデックスのなかにアラビア数字のアクセントが入ることで、アクティブな印象にも感じた。
 カラーはホワイトを選ぶ人が多いとのことで、まさにピュアホワイトと表現したくなるほど綺麗な白色で、購入する人にとても共感した。

2.シンプルなバーインデックス(Ref.176200)

 定番のバーインデックスを採用した、すっきりとしたデザイン。オーソドックスな26mmのケース径に、ニューカラーであるレッドグレープの文字盤を採用。シンプルで小振りなサイズかつラグジュアリー感のあるカラーなので、日常生活のみならずちょっとしたお出かけの際にも着用できそう。

 オイスターパーペチュアルの実勢価格は50万円前後。すっきりとした飽きのこないデザインだけでなく、ロレックスのなかでは比較的手に入れやすいこの価格帯であることも、大きな魅力といえる。デイト表示もないため、“機械式腕時計の操作には慣れてないからとりあえず入門モデルが欲しい”という人にオススメ。

 個人的には普段からシンプルな服装が好きなので、すっきりとしていてかつ、3・6・9のようにロレックス独自の意匠が入ったデザインに心引かれた。

 今回オイスターパーペチュアルを重点的に紹介してみたがいかがだっただろうか。当初2 回連載を予定していたレディースロレックスだが、紹介したい内容がたくさんあるため次回(10月15日(火))も緊急特別企画として、デイトジャストを詳しく紹介していこうと思う。

【取材協力】

宝石広場
https://housekihiroba.jp

文◎佐波優紀(編集部)

-レディース時計, ロレックス, 話題のトピックス