高級時計専門誌、“パワーウオッチ”にて連載中の“レディース時計インプレッション”。
新人女性編集者が、独自で選んだ気になる実機を借りてレビューする企画です。今回は、“HAMILTON(ハミルトン)”のジャズマスター オープンハートをお届けします。前回の記事もあわせてチェックしてみてください。
》レディース時計インプレッション第2回
HAMILTON(ハミルトン)
ジャズマスター オープンハート
■Ref.H32215190。SS(36mm径)。5気圧防水。自動巻き(Cal.H-10)。14万3000円
まず前提に、筆者は手首が頼りないながらも大振りで少々目立つデザインの時計が好み。大きいと手首に着けるだけで目を引くし、視認性も良好です。
また大振りな時計であれば、文字盤全面を使ってデザイン的に色々な表現ができるのです。
今回紹介するモデルもそう。ジャズマスター オープンハートは、レディースとしては大振りな36mmのケースサイズを備えています。着けてみると、手首で存在感を放ってくれました。
最大の特徴はやはり、白のマザーオブパール文字盤を大胆にカットアウトした点。ほかではあまり見かけない大胆なデザインはひと目で気に入りました。
インデックスや時分針をシルバーで統一したスタイリッシュなカラーリングもポイントです。
またキラキラとした華美なマザーオブパールではないため、針の読み取りも邪魔しません。
さらに文字盤の白が映えてコーディネイトのアクセントになってくれるだけでなく、最大80時間というロングパワーリザーブを実現したキャリバーH-10も搭載されており、実用性も十分。
1本は持っておいて損はないモデルと言えます。
》ロングパワリザのキャリバーH-10搭載
一般的なパワーリザーブは約38〜42時間ですが、キャリバーH-10の駆動時間はおよそ80時間ととても長いです。丸3日間置いておいても時計が止まることはありません
》着けてみました!
少々大振りではありましたが、ラグが手首に沿ってデザインされていたため違和感なく着用できました。5連ブレスは高級感を醸し出してくれます。ちなみに、ワンタッチでベルトの着脱が可能なイージークリックシステムを採用しているため、手軽にベルトの交換が可能。コーディネイトに合わせて装いを変えられる点も見逃せません。
文◎松本由紀(編集部)/写真◎笠井修
【問い合わせ先】
ハミルトン / スウォッチ グループ ジャパン
TEL.03-6254-7371
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