2019年に日本上陸を果たしたイタリア発のウオッチブランド“スピニカー”は、“カジュアル シティ ダイバー”という新たなジャンルを掲げ、機械式時計、ヴィンテージデザイン、ダイバーズ、高スペックな実用派時計など最近のウオッチトレンドを網羅したようなポテンシャルが高く評価され、いま話題沸騰中のブランドだ。
オフィサーブルー仕様
そんなスピニカーから4月20日(火)に発売される新作“ハルダイバー(HULL DIVER)”は、ブランド初となるクッション型ケースを採用したダイバーズモデルだ。
その名もずばりクッションのような柔らかな膨らみをもつケースフォルムは、壮健であると同時にエレガントな雰囲気を醸し出す。これはヴィンテージ時計から着想を得てデザインされたもので、ベーシックなラウンドモデルとはまた一味違った個性を与えている。またリューズとベゼルにゴールド色をあしらったバイカラーのコンビネーションを採用しており、適度なヴィンテージ感を引き出した点もデザインにおける特徴だ。
ベゼルにはマット仕上げのセラミックプレートを採用。耐傷性にも優れている
もちろん従来モデル同様にアクティブなライフスタイルに適応する実用派仕様となっている点も見逃せない。強度の高いサファイアクリスタル製の風防を採用し、耐水性は300mを誇る。また柔らかで厚みのある革ベルトにはウォータープルーフ加工が施されており、これも実用的だ。加えてインデックスや針にはスイス製のスーパールミノーバ(蓄光塗料)が塗布され、暗闇での優れた視認性を発揮。搭載しているのは信頼性の高い日本製機械式ムーヴメントのCal.NH35である。
そしてハイスペックな仕様ながら、良心的な価格もハルダイバーの大きな魅力。スペックはもとより、まさか5万円アンダーとは思えないクオリティとなっている。
日本ではオフィサーブルー仕様とコニャックブラウン仕様の2カラー展開。エレガントでありながら、ヴィンテージ感が表現され、いまの時代を象徴する“自由なライフスタイル”や“自由なワークスタイル”に合わせやすいデザインとなっている。
■(左)Ref.SP-5088-04。(右)Ref.SP-5088-05。SS(42mmサイズ)。30気圧(300m)防水。自動巻き(日本製Cal.NH35)。各4万7300円
文◎堀内大輔(編集部)
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