WLN女子部の編集者が、ハイブランドの実機を見て、その感想とともにモデルを紹介するこの企画。今回はハイジュエラーながら卓越した時計製造の技術をももつHARRY WINSTON(ハリー・ウィンストン)をレビューします。
【モデル紹介】
ハリー・ウィンストンのアイコニックな“HW エメラルド・コレクション”。宝石に施されるエメラルドカットのシルエットをモチーフにし、独特な八角形のケースを採用したモダンかつクラシックな雰囲気が魅力のコレクションです。
ファーストモデルが誕生したのは2016年のこと。18mmケースのレディースモデルとしてリリースされ、高い人気を獲得しました。そして2019年には待望のメンズモデルである33mmサイズが登場。ダイヤモンドが華やかなアクセントを添えるミニサイズのレディースモデルと比べ、33mmモデルはより立体感が増したカットが施され、ソリッドな印象が際立てられました。
そして2020年に発表されたのはK18WGまたはK18YGケースにホワイト マザー・オブ・パールの文字盤が配されたエレガントな新作。それぞれの素材にミラネーゼブレスタイプとサテン・ダブルトゥール・ストラップの2型、合計4種類のモデルがラインナップされており、すべてのモデルのベゼルには厳選されたダイヤモンドが配されています。
どのモデルも光沢感のある美しいマザー・オブ・パールの文字盤の質感と、澄み切ったダイヤモンドの輝きが相まって、洗練されたエレガントな魅力を感じ取ることができました。
【装着感は?】
エメラルドカットからインスパイアされたケースフォルムということで、ラウンドに慣れているため見た目に若干違和感を感じるのではないかと想像していたのですが、本作のケースサイズは17.7×24mmと小振りで、しなやかなミラネーゼブレスレットが手首にしっくりとなじみ、装着感も大変良好でした。それだけでなく、ラグ部分が手首に沿うように傾斜がかけられているため、時計が手首に当たるストレスがかなり軽減されているのも特徴です。
【推しのポイント】
随所にあしらわれた最高級のダイヤモンド
“キング・オブ・ダイヤモンド”と称されるハリー・ウィンストンは時計に使用するダイヤモンドにもこだわりをもっています。時計に採用されているのは、ジュエリーに用いるのと同じ最高品質の貴石のみ。尾錠部分にもダイヤモンドをセッティングするなど、ハイジュエラーとしてのこだわりが光ります。
ベゼルにぎっしりと連なるダイヤモンドが光の反射でキラキラと輝く様は、まさに圧巻。宝飾品としての存在感さえも醸し出す、“キング・オブ・ダイヤモンド”の技が光るジュエリーウオッチです。
文◎佐波優紀(編集部)
【問い合わせ先】
ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション
https://www.harrywinston.com
TEL:0120-346-376