【先行発売なら10万円台!?】ドイツの新鋭“ヴァルドホフ”が手がける、本格派トゥールビヨンに注目

 近年、10万円台から30万円前後の手頃な価格帯でのリリースが増えているトゥールビヨン。今回は、2021年から日本に新上陸を果たしたドイツの新鋭“ヴァルドホフ”を紹介していく。

》ドイツで組み立てることで、手頃ながら高品質なモデルを製造

 パーペチュアルカレンダー、ミニッツリピーターなどと並び、時計好き憧れの機構として知られているトゥールビヨン。時計師アブラアム=ルイ・ブレゲが200年以上前に発明した複雑機構であり、脱進機と調速機をキャリッジの中にまとめて回転させ、姿勢差を平均化する独自の機構が最大の特徴だ。

 小さなパーツを高い加工精度で製造し、それを組み上げて調整するためトゥールビヨンの製作には熟練の技術とコストが必要となる。そのため一般的に高額となるのだが、近年はその常識に変化が生じている。製造技術の進歩により、手頃な価格帯でトゥールビヨンを展開するブランドが登場しているのだ。今回紹介する“ヴァルドホフ”もそのひとつ。

 同社は2015年にドイツのフォルツムハイムで創設された新鋭ブランドであり、日本への新上陸に際して、現在は一般発売に先駆けて国内最大のクラウドファンディングサイト“Makuake(マクアケ)”で、先行発売を開始している。

 トゥールビヨン自体は、専業メーカーであるPTS社の機械を採用しているのだが、フォルツハイムにある工房で時計のデザインと組み立てを行い、精度を高めるために一部のパーツを自社で製造。品質管理を徹底することで、ほかの安価なトゥールビヨンと一線を画す品質を実現している。

 日本での本格展開に際しては、バロック調の透かし装飾を採用したザ・インペリアルと幾何学的スケルトンダイアルが目を引くザ・ヴァンガードV8をラインナップ。ドイツブランドならではの確かな作りに加え、トゥールビヨンでありつつ20万円台という手の届く価格が魅力的だ。憧れのトゥールビヨンを手軽に楽しめる大人のセカンドウオッチとして、ぜひチェックしておきたいモデルといえるだろう。


》編集部のおすすめモデル-其の1
WALDHOFF(ヴァルドホフ)
ザ・インペリアル

 17世紀から18世紀にかけてヨーロッパで流行したバロック様式からインスピレーションを得て、代表的なモチーフであるアカンサス(葉あざみ)の装飾を文字盤と裏面に採用。立体的な装飾とトゥールビヨンが、独特の奥行き感とドイツブランドらしい高級感を醸し出している。

■(左)ブラックダイヤモンド(中央)ダイヤモンドシルバー(右)ロイヤルブルー。SS×サファイアクリスタル(43mm径)。3気圧防水。手巻き(Cal.Hangzhou 3452)。一般販売予定価格27万7000円
※クラウドファンディングサイト“Makuake(マクアケ)”にて先行発売


 フレーム構造のステンレススチールケースでサファイアクリスタルのミドルケースを挟み込んだ独創的なデザインを採用。ミドルケースはスイスで製造されており、クリアな質感と立体的なフォルムがサイドからの美観を際立たせている。

 ザ・インペリアルの特徴としてまず目に入るのがバロック様式を取り入れたスケルトン文字盤だろう。模様を透かして見える機械式ムーヴメントと、6時位置に配されたトゥールビヨンが独特の機能美を生み出している。


》編集部のおすすめモデル-其の2
WALDHOFF(ヴァルドホフ)
ザ・ヴァンガード V8

 高級時計でもトレンドとなっている幾何学的なフレーム構造のスケルトン文字盤により、トゥールビヨンと、搭載する機械式ムーヴメントを強調したデザインが特徴。曲線を重視したインペリアルに対して、こちらのヴァンガードは直線を生かしたデザインに仕上げられており、よりモダンでスタイリッシュな雰囲気を楽しめる。
■SS(43mm径)。5気圧防水。手巻き(Cal.Hangzhou 3450A)。一般販売予定価格21万8000円
※クラウドファンディングサイト“Makuake(マクアケ)”にて先行発売


 1分間で1回転するトゥールビヨンのキャリッジ。その独創的な動きはもちろんだが、動力を生み出すヒゲゼンマイを含む脱進機と調速機をキャリッジの中にまとめた複雑な構造が、ほかにはない機能美を感じさせる。

 裏ブタ側にも幾何学的なフレームデザインを採用。機械式時計の動力源である主ゼンマイを格納した香箱にもスケルトン加工を施ししており、機械式ならのではのメカニカルな雰囲気を際立たせている。


 ヴァルドホフは、クラウドファンディングサイト“Makuake(マクアケ)”で、日本初上陸を記念した先行発売プロジェクト(2月27日まで)を実施している。日本での一般流通に先んじて購入できるのに加え、最大で30パーセントオフ、というクラウドファンディングだけのお得な価格で手に入れることができるので、気になった人はチェックしてみてはいかがだろうか。

【問い合わせ先】
トライディア
info@tridia.co.jp(※問い合わせはメールにて対応)

【先行発売サイト:ヴァルドホフMakuake支援ページ
https://www.makuake.com/project/waldhoff-japan/

 

文◎船平卓馬(編集部)




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