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【予算1万円で編集部が選出】コスパ抜群、デイリーユースで使える“3針モデル”セレクション

 近年、徐々に価格帯が上昇しているカジュアルウオッチだが、本来、リーズナブルな価格で楽しむことができるのがカジュアルウオッチ最大の魅力。今回は予算1万円台で買えるコスパ抜群の3針モデルを、2つのテーマで紹介!

予算1万円台で見つけ出すデイリーに最適な3針モデル

 時計の顔ともいえる文字盤のデザイン。その種類も様々だが、やはり1本は持っておきたいのが最も定番の3針モデルだろう。
 1万円台という価格縛りで選ぶ場合、コストがかかる多機能モデルは必然的に選択肢が少なくなるが、シンプルな3針ならば豊富なラインナップから選択できる。

》》》テーマ1:秒表示が独立した“スモールセコンドモデル”

 3針モデルは、大まかに文字盤中央に時分秒針をセッティングした“センターセコンド(いわゆる3針モデル)”と呼ばれるスタイルと、秒針を時分針とは別にインダイルに設置した“スモールセコンド)と呼ばれるスタイル、二つに分類できる。
 スモールセコンドは20世紀以前の懐中時計時代から1960年代のアンティークウオッチの時代に広く採用されたデザインであり、どちらかというとクラシックな印象を感じさせるのが特徴だ。

》編集部おすすめのスモールセコンドモデル-01
KOMONO(コモノ)
ウィンストン サブス
 ベルギー発のライフスタイルブランド、コモノの定番コレクション。クラシックなスタイルがベースとなるスモールセコンドを採用しつつ、インダイアルをアシンメトリーに配置することで、モダンなスタイルに仕上げている。インダイアルと文字盤の質感を変えて美観と視認性を高めているのもポイント。

■SS(42mm径)。日常生活防水。クォーツ。1万4080円

【問い合わせ先】
KOMONO TOKYO(TEL.03-6455-4454)
https://www.hms-watchstore.com/fs/select/c/komono_watch/1/2

 

》編集部おすすめのスモールセコンドモデル-02
KUOE(クオ)
オールド スミス 90-001
 2020年に京都に誕生した新進気鋭の国産時計ブランド、クオのスモールセコンドモデル。アンティークウオッチをイメージしたアイボリーカラーの文字盤には視認性に優れ、高級感を感じさせるアップライトインデックスを配置。ドームガラス風防が時計にレトロな印象を与える。さらに魅力なのがサイジングだ。35㎜という絶妙なサイズで、大きすぎず小さすぎず、男性も女性も違和感なく着けられる。

■SS(35mm径)。日常生活防水。クォーツ(Cal.VD78A)。1万6800円

【問い合わせ先】
クオ グローバル(info@kuoe-jp.com)
https://www.kuoe-jp.com

 

》》》テーマ2:時分秒針を備えた“センターセコンドモデル”

 文字盤中央に秒針をセッティングしたセンターセコンドはモダンな印象が特徴。少数ではあるが秒針を持たない2針のデザインもあり、これはアンティークウオッチや高級時計のジャンルではドレスウオッチに採用されることが多くセンターセコンドよりも繊細な印象を醸す。

》編集部おすすめのセンターセコンドモデル-01
MVMT(ムーヴメント)
ライズ
 LA発の新鋭、ムーヴメントの3針モデル。傾斜を付けた外周リングとアップライトインデックス、エンボス加工でロゴをデザインした文字盤、ヘアライン仕上げのケースと質感を合わせた針など、細部にこだわりが光る。グレーのワントーンデザインも魅力的だ。

■Ref.D-TC01-SGR。SS(39mm径)。10気圧防水。クォーツ。1万8700円問

【問い合わせ先】
ブルーベル・ジャパンアクセサリー事業部(TEL.03-5413-1090)
https://bstyle.store/products/rise-39mm-d-tc01-sgr-n

 

》編集部おすすめのセンターセコンドモデル-02
TIMEX(タイメックス)
ネイビーXL
 ロンドンのエンド クロージングなど、海外の好感度セレクトショップで1番人気のアーカイブモデル“ネイビー”をベースにしたモデル。視認性や使い勝手を重視したスペックと、スポーティなデザインが魅力的だ。

■Ref.TW2T75400。SS(41mm径)。10気圧防水。クォーツ。1万7600円

【問い合わせ先】
ウエニ貿易(TEL.03-5815-3277)
https://www.timexwatch.jp/c/collections/style/TW2U31000

文◎船平卓馬(編集部)

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