1970年代〜80年代の時計からインスパイア、コスパ抜群のレトロウオッチ4選

 腕時計の魅力はいくつもあるが、カジュアルウオッチ最大の魅力といえるのが、やはりデザインだろう。近年、手頃な価格帯の時計に関しては、使い勝手の良さから北欧を中心にしたミニマル系のデザインがカジュアルウオッチ界のメインストリームとなっていたのだが、ここに来てミニマル系とは真逆ともいえる、レトロデザインが注目を集めてきている。
 レトロデザインと聞いても時計好き意外はピンと来ないかもしれないが、簡単に説明すると、1970年代から80年代に流行した近未来的で奇抜なデザインのこと。ひと昔前までは、その奇抜さから、玄人好みでヒネリの効いたジャンルとして認識されていましたが、モチーフとなった70年代の時計が誕生してから約50年。半世紀を経たことで当時は奇抜だったデザインにレトロな佇まいがプラスされ、ほかにはない味わいを生み出すようになってきたというわけだ。
 大人のセカンドウオッチとして、再び人気を集め出しているのだ。今回は、そんなレトロデザインの腕時計から、実機を眺めて、触って、試着した秀作4モデルを厳選してみた。ぜひ、購入の参考にしてみて欲しい。
 
》編集部のオススメモデル-其の1
YEMA(イエマ)
ラリーグラフクォーツREVERSE PANDA
4万4000円(日本での販売はレザーベルト仕様)

 “YEMA(イエマ)”は、スイス国境に近いフランスのブザンソンで1948年に創設された知るひとぞ知る実力派ブランド。60年代にブランドアイコンとなるモデルを次々とリリースし、スポーツウオッチの分野でフランスを代表するブランドとなった。
 このモデルは1974年にリリースされたイエマのヒストリカルなレーシングクロノグラフをベースに製作された同社初となるクォーツクロノグラフ。レーシングカーのダッシュボードからインスパイアされた台形のインダイアルが最大の特徴となっている。

 針とアップライトインデックスにはルミナスコーティングを採用。デザインだけでなく、しっかりと実用性を考慮した作りになっている。
 また、このモデルはセイコー製のVK64メカ・クォーツムーヴメントを搭載しており、クォーツモデルでありつつ、機械式時計のようにクロノ針の動きを実現しているのもポイント。ヴィンテージスタイルのデザインとともに、時計好きの所有欲を満たしてくれるはずだ。

SPEC
■素材:ステンレススチールケース&メッシュブレス
■サイズ:ケース径39mm
■防水性:100m防水
■ムーヴメント:メカクォーツ(セイコーVK64メカ・クォーツムーヴメント)
※写真のアイテムの詳細はコチラ、http://timegear-onlineshop.com/?pid=147945943

 

》編集部のオススメモデル-其の2
Adidas Watches(アディダスウォッチ)
アーカイブ M3 ウォッチ
2万2000円

 ストリートスポーツウエアブランドとして2001年に登場した“アディダス オリジナルス”。1972年から95年までアディダス社のカンパニーロゴだったトレフォイルロゴ(三つ葉のロゴ)を冠にし、アスリートのために開発されたプロダクトの復刻商品から、現在のトレンドを反映させた新作モデルまで幅広い商品を展開している。
 ウオッチコレクションでは、70年代~80年代の時計を彷彿とさせるデザインを採用しており、当時流行したギミック感の強いデジタルウオッチを思わせるモデルを多数ラインナップ。このモデルは上下に分かれた二つのディスプレイを備えたユニークなデザインが特徴となっており、上段のディスプレイはケース左下の“MODE”ボタンで、クロノグラフ(写真上)と、カレンダー(写真下)に表示を切りかえることが可能だ。
 独特のギミック感を備えたレトロなデザインは、まさに大人の遊び時計にうってつけといえるだろう。

SPEC
■素材:ステンレススチールケース&ブレス
■サイズ:ケースサイズ38mm×横30mm
■防水性:5気圧防水
■ムーヴメント:クォーツ
※写真のアイテムの詳細はコチラ、http://timegear-onlineshop.com/?pid=147943910

 

》編集部のオススメモデル-其の3
FUTURE FUNK(フューチャーファンク)
FF104-SV-RB
1万5180円

 米ソの宇宙開発競争に世界中が注目するなかで、宇宙や近未来を連想させるスペースエイジデザインが一世を風靡していった1970年代。当時はアンドレ・ル・マルカンによる“スペースマンなど、奇抜なデザインの時計が数々生み出されたが、もうひとつ人気を博したのがデジタル時計だ。
 ディスク型の機械式デジタルのほかに、ローラー型デジタル時計も74年のバーゼルワールドで発表されており、この“フューチャーファンク”は、そんな70年代のローラー型デジタル時計にオマージュを捧げて製作された。
 ケースフロント部分は水平方向に溝を入れた造形を採用。中央に設置した横長のミネラルガラス風防を上下のステンレススチールでサンドイッチするデザインになっており、立体感が格段に高められている。
 縦回転するローラーで時間と分を表示する独自の機構とレトロフューチャーなデザインが、独創的でありつつも、どこか懐かしさを感じる独特のスタイリングを生み出している。

SPEC
■素材:ステンレススチールケース、ラバーベルト
■サイズ:ケースサイズ44×42mm
■防水性:3気圧防水
■ムーヴメント:クォーツ
※写真のアイテムの詳細はコチラ、http://timegear-onlineshop.com/?pid=147944363

 

》編集部のオススメモデル-其の4
TRIFOGLIO(トリフォグリオ)
ミリメトロ
6万6000円

 2017年に設立されたイタリア発の時計ブランド“トリフォグリオ”。“ミリメトロ”は、1970年代~80年代に機械式時計の世界で流行した“回転ディスク式”の時刻表示を採用している“トリフォグリオ”の代表コレクション。
 一般的な時計は針で時間を表示するが、外周に時間、その内側に分、センターに秒のスケールを備えた回転ディスクをレイアウトしており、上部にある扇形レンズの赤いラインで時間を表示する。
 70年代の時計にオマージュを捧げた機械式の回転ディスク機構は、その独特のデザインに加え、暖かみのある回転ディスクの動きも魅力。機械式時計ならではのギミック感を味わうことができる。

SPEC
■素材:ステンレススチールケース&ブレス
■サイズ:ケース径42mm
■防水性:5気圧防水
■ムーヴメント:自動巻き(Cal.Miyota 8215/MIYOTA社製)
※写真のアイテムの詳細はコチラ、http://timegear-onlineshop.com/?mode=cate&cbid=2476291&csid=0

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