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自分へのご褒美にロレックス“レディ デイトジャスト”がオススメな理由

 早いもので2019年も残りわずか。大満足の1年だった人も、それなりの人も様々かと思うが、年末は頑張った自分へのご褒美が欲しくなる時期なのではないだろうか。

 そこで今回は、何かと忙しい日々を送ってきた女性にオススメしたい、レディ デイトジャストをクローズアップ。現行モデル(上の画像右)をメインに、その魅力を改めて紹介していこうと思う。

・流行に左右されない長く愛用できるデザイン

 発表から半世紀を超えるロングセラーモデルであるデイトジャストは、完成度の高いデザインを継承しており、幅広い年齢層で着用できるのが魅力だ。

 女性用のデイトジャストの歴史は、メンズのデイトジャストの発売から遅れること約10年、1957年に登場した“レディ デイトジャスト”より始まる。

 このモデルはロレックスにおいてデイト表示のクロノメーターを搭載した初のレディースモデルであり、デイトジャストの華やかな意匠と女性らしい小振りなサイズの絶妙なマッチングが、多くの女性ユーザーから支持を集めた。

 2003年にはブレスからバックルまで一体に見えるように作られたコンシールドクラスプが登場し、さらにラグジュアリー感がプラス。まるでブレスレットのような印象を感じさせるデザインにより、新たなファンを獲得することになる。
 そして15年、世界最大級の時計展示会、バーゼルワールドにて発表されたのが、これまで採用されていたケース径26㎜よりも2㎜大きい、28㎜径となった現行モデルである。

・忙しい女性にもオススメできる“使い勝手の良さ”

 どんなに美しいデザインの時計であっても、愛用するにあたって気になるのが機能性だ。現行モデルには、最大で約55時間のパワーリザーブ(駆動時間)を備えた自社開発のCal.2236を搭載。独自開発したパーツを使うことで、温度変化に強く、従来に比べて約10倍の耐衝撃性を備えている。

 簡単に言うと耐久性がしっかり考えられているので、安心して使えるということだ。

・ラグジュアリーなデザインで、腕元を華やかに演出

 さらに注目してほしいのは、ラグジュアリーなデザイン。現行モデルは一見、これまでのモデルと同じデザインに見えるが、旧モデルに比べて、より華やかな雰囲気になるよう、工夫がなされている。

 特徴的なのが、ベゼルとフラッシュフィットだろう。従来よりも幅広なベゼル、ケースとブレスレットをスムーズに繋ぐフィラッシュフィットにより、最大の魅力である)フルーテッドベゼルがより引き立つように仕上げられている。

 またブレスのコマが詰められたのもポイント。旧モデルのほうはブレスのコマの間から肌の色が見えるほど、ゆとりをもった作りであったが、現行はブレスのコマが細かく詰められたため、宝飾品のように美しく、腕元をより華やかに演出してくれる。

・気になる価格について(2019年12月24日現在)

 最後に現在の実勢価格についても触れておきたい。国内実勢価格は約125万円ほどと、国内定価117万5900円よりも値上がりしており、メンズ同様プレミアム価格となっている。
 今回紹介したモデルは、イエローゴールドとのコンビかつ、インデックスにダイヤを10個あしらった高額ラインである。しかし筆者が調べてみたところ、ジュビリーブレスのSSモデル(Ref.279160)だと59〜67万円ほど。またトップ画面左の旧モデル(Ref.179173)はユーズドで85〜92万円で購入できるようなので、ご自身の予算に合わせて選んでみてはいかがだろうか。

 上質な本格時計は装いを洗練された印象にしてくれるだけでなく、着けているだけで自分に自信を与えてくれるもの。美しさと機能性を兼ね備えたレディ デイトジャストは、まさにそんな本格時計の魅力を体現した時計といえるだろう。

 仕事でモチベーションを高めるためや、子育てで忙しいなかでもおしゃれを大事にしたい女性にもオススメ。今年の自分へのご褒美として、また来年のモチベーションの原動力ともなってくれるだろう。

(左)Ref.179173(旧モデル)。SS(26mm径)。100m防水。自動巻き(Cal.2235)。89万6400円(当時・8%消費税)
(右)Ref.279173G(現行モデル)。100m防水。自動巻き(Cal.2236)。110万8800円(オイスター)、117万5900円(ジュビリー)

写真◎笠井 修
文◎佐波優紀(編集部)

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