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新米記者が見つけた! 10万円アンダーのユニーク腕時計、第15回「プレゼントされて嬉しい時計ナンバーワン!」

新米女性編集者の松本由紀が、ユーザーの方と同じ第3者の目線で、“ちょっと変わった面白い腕時計”を毎週紹介!

 今回紹介するユニークウオッチはその名も“YUNIKU(ユニック)”。ユニックの時計は美しいヴェネチアンガラスを大胆にもケース全面に使用し、なおかつスイスの高い時計製造技術を融合しているスペシャルなモデルなのだ。まずはユニックというブランドについて説明していこう。

》世界にひとつしかないユニークピース

 
 イタリアに工房と店を構えてヴェネチアンガラスを創作している“ラルベロ”と、スイスの時計メーカーACHOR社がコラボレーションしたブランド、ユニック。ユニックの時計は“Just like you(あなたのように)”というスローガンを掲げており、時計すべてが“あなた自身”をイメージしてイタリア、ヴェネツィアで作られるガラス工芸品、ヴェネチアンガラスを使って製作されている。そのため、ひとつとして同じ時計がない、まさにオンリーワンの特別感を備えた時計なのだ。

》イタリア工芸品×スイス時計製造技術の融合

 
 ユニックの時計で採用されているヴェネチアンガラスは花をモチーフにしたものが多い。“ミッレフィオリ(千の花)”と呼ばれる、切っても切っても同じ模様が現れる長い棒状のガラスをカットし、再度焼き上げることで時計のケースの形に仕上げているのだ。

 ラルベロのガラス上級職人である“Pino(ピーノ)”氏が、このミッレフィオリの技術を用いてヴェネチアンガラス製のケースを製作しているが、開発はそう簡単なものではなく、現在のようなスタイルが完成するまでに1年近くかかったという。すべての時計はヴェネチアンガラスとステンレススチール製のミドルケースを組み合わせた後にスイスで最終仕上げ加工が施され、スイス製のムーヴメントをケースに搭載。この世でひとつのヴェネチアンガラスケースを持ったタイムピースとなるのだ。

 
 ヴェネチアンガラス特有の鮮やかな色彩のなかに控えめに時針がレイアウトされたシンプルなデザインだが、このシンプルさがこの時計のポイントでもある。余計なパーツやデザインがないので、ヴェネチアンガラスの魅力をダイレクトに楽しめるのだ。

 別売りのベルトの種類も豊富で、レザー、イタリアンレザー、ビーガン、メタリックの各バージョンを展開している。また簡単にベルトの交換が可能なので、ファッションの幅が広がるのも女性にとっては嬉しいポイントだろう。

 ■SRシリーズ。ムラーノガラス(36mm径)。クォーツ。7万5600円

 ■SRシリーズ。ムラーノガラス(36mm径)。クォーツ。7万5600円

 ■SRシリーズ。ムラーノガラス(36mm径)。クォーツ。7万5600円

 今回紹介したモデルは36mmサイズのSRシリーズだが、44mm径のBRシリーズ、スクエアケースのTQシリーズと3種類あり、ペアウオッチやシェアウオッチとしても着用できるため男性の方にもおすすめしたい。

 斬新でスタイリッシュに腕元を演出してくれるユニック。腕時計をファッションのひとつとして考えている女性であれば1本は持っておきたいところ。また、人に時計のことを聞かれたら世界にひとつしかないんだよといえるのも羨ましがられる点だろう。プレゼントとしても喜ばれるユニックの時計で、個性的な自分になってみてはいかがだろうか。

文◎松本由紀(編集部)

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