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日本未上陸ブランド傑作選/No.7 NIALL(ナイル)


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アメリカの製造業復権を担う
次世代のアメリカンウオッチ

 メイド・イン・アメリカにこだわった新鋭ウオッチブランドが存在する。ミズーリ州カンザスシティに本拠を構えるNIALL(ナイル)だ。アメリカの製造業復活を目指すという野心的なブランドで、時計に使用している部品の70%以上はアメリカ国内で製造したものだという。もちろん、組み立ても同国で行われているのだ。
 上の時計“ワン シリーズ”を見てみよう。いわゆるロイヤルオークやノーチラスが代表するような“ラグジュアリースポーツ”と呼ばれるデザインを採用していることが特徴。創業者曰く「世界中で愛されるデザインにした」とのこと。
とにかく、ケースの処理が極めて丁寧。パキっと立った角や金属の質感を生かしたハイレベルな研磨は、スイスの高級メーカーにも比肩するほどの出来栄えである。
ナイルの[語りドコロ]

 

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<アメリカ製にとことんこだわる!>

 

ブランドを立ち上げたの若き実業家、マイケル・ウィリアム氏。同氏曰く「自分自身が本当に身に着けたい時計を作った」とのことで、ナイルで使用されているパーツの70.9%がアメリカ製。それ以外の29.1%はスイスだ。ムーヴメントはスイス製を使用しているため、おそらく心臓部以外のほとんどのパーツはアメリカ国内で作られているのだろう。加えて、時計の組み立て作業も本拠を構えているミズーリ州西部の街、カンザスシティで行われている。
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ワン シリーズ

 

ほとんどのパーツはアメリカ国内で製造されているというワン シリーズ。エッジーなケースやわずかに荒らした文字盤など、コストをかけたディテールが光る。スポーティさとエレガントさのバランスが秀逸だ。シンプルなデザインにアクセントを加えているのがベゼルにセットされたビス。ベゼル自体のデザインもそうだが、ロイヤルオークからインスパイアされたのだろうか。
■SS(42mm径)。自動巻き(Cal.Eterna 390 3a)。5250ドル(日本円で約58万円)
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エテルナ製ムーヴメントがベース

 

スイスのエテルナ製ムーヴメントがベースとなっているが、独自のチューンナップが施されている模様。特にローターの繊細なエングレービングに注目
【BRAND DATE】

 

NIALL/ナイル
■URL=http://www.niallluxury.com

 

 

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