今年注目の新作第1弾はアイコンのオールブラック
1980年代から90年代、ファッション関係者を中心に注目を集めた全身真っ黒のオールブラックコーディネイト。ここ数年、そんな“オールブラック”がファッションシーンで再び注目を集めた影響もあって、腕時計においても、昨今多くの時計ブランドから同じく全身真っ黒なオールブラックウオッチが多く登場するようになった。
ケースやブレスレット、そして文字盤や針、インデックスまでブラックで統一されたオールブラックウオッチ。ファッション性の高さは申し分ないものの、肝心の時計としての視認性が気になるという人もいるだろう。しかし、そんな心配は無用だ。文字盤塗料の進化や表面加工技術の発展などによって、ひと口に“ブラック”といっても様々な素材や仕上げを採用することが可能で、非常に多彩なブラックの表現が可能になっているのだ。
なかでも、現代のオールブラックウオッチらしい1本となったのが2019年の新作として登場したアイコン オートマティック ブラックだ。ベゼルのツメにケース、文字盤と、全身にブラックをまとうが、それぞれ仕上げが異なるため、時計としての確かな視認性はしっかりとキープ。さらにオールブラックカラーとなったことで、既存のアイコンコレクションが持つエレガントな雰囲気にマスキュリンな魅力も新たに加わった。
ブランドの屋台骨としてファンを増やすアイコンコレクションを中心に、多くの新作を投入してきたモーリス・ラクロア。今年も見逃せないブランドのひとつであることは間違いない。
シックでエレガントな雰囲気を醸す
注目のオールブラック・アイコン
DETAIL CHECK
4月4日の発売が決定したのが、上に掲載したアイコン オートマティック ブラック。なお、モーリス・ラクロアではもうひとつのオールブラックウオッチが発表されている。それが、下に掲載したアイコン オートマティック スケルトン ブラック。こちらの発売はまだ確定していないため、発売日が確定した際に改めて詳しく紹介したい。
自社製スケルトンにもオールブラックが登場
DETAIL CHECK
写真◎笠井 修
【問い合わせ】
モーリス・ラクロア/DKSHジャパン
https://www.mauricelacroix.com/jp_ja