Girard-Perregaux(ジラール・ペルゴ)の中核コレクション“ロレアート”から二つの新作が登場する。
まずひとつ目が、スポーツカーにインスピレーションを得た“レッドカラー”を採用した注目の1本だ。
パリの国際自動車フェスティバルの公式時計パートナーとなっているジラール・ペルゴは、2020年1月、この有名な産業イベントにおいて、ロレアート アブソルート パッションを発表した。
ジラール・ペルゴはスポーツ、特にスポーツカーの世界に情熱を抱く人々のため数十年にわたって象徴的な色、レッドをコレクションに組み込んできた。ロレアート アブソルート パッションは、このレッドの伝統に捧げる象徴的なクロノグラフだ。
50本限定生産する特別なロレアート アブソルート パッションでは、ファセット加工を用いた44mmのケースにブラックのPVD加工を施している。
ジラール・ペルゴの歴史に残るクロノグラフで採用したレッドのオマージュとして、時計全体にレッドを用いている。
ロレアート アブソルート パッションは 、ダイバーズウオッチ以外の時計としては稀な300m防水性を備えている。
採用された自社製の機械式自動巻きムーヴメントは、これまでのロレアートコレクションにも搭載されてきたキャリバーGP03300-1058。香箱のブリッジだけでも、5種類の仕上げ(エングレービング、コート・ド・ジュネーブ、面取り、鏡面ポリッシュ仕上げ、円形グレイン仕上げ)を施し、細部まで作り込みがなされている。
レッドのインレイとステッチが付いたラバーベルトは、均一な網目でウオッチに組み込まれている。しなやかなのに非常に丈夫なラバーベルトの一部となっているバックルには微調整システムを採用し、1日中ストレスのない着け心地を実現した。

Ref. 81060-21-692-FH6A。TI(44mm径)。300m防水。自動巻き(Cal. GP03300-1058)。163万9000円(予価)
二つ目は“ロレアート アブソルート ロック”。2019年1月のSIHHでコンセプト ウオッチとして発表されたカーボングラス採用のモデルを商品化したのが本作だ。
鮮やかで大胆な色合いが目を引くこのロレアート アブソルート ロックは、スポーツ ウオッチの本質を捉え、 より大胆で現代的なデザインを追及するロレアートの精神が反映されたモデルとなっている。
なんといっても注目はカーボングラス。この革新的な素材は、ほかのどのタイプのカーボンとも製造工程が異なり、完全な防水性を備えている。
特許を取得した製造工程の射出段階で、高温・超高密度で材料を圧縮注入して製造されている。すべての面が滑らかで均一に仕上がり、美しさにおいてもほかのどのカーボン素材よりも秀でている。
カーボンと結合したブルーのファイバーが生み出す表情が、限定100本の1本1本を二つとないウオッチに仕上げている。
カーボングラスが誇る“ステンレススティールの100倍”という極めて高い耐久性も、この素材のもうひとつの画期的な革新性だ。軽量性においても妥協することなく、密度はスチールを約8、チタンを約4.5としたとき、ほぼ1に近い値となっている。
プッシュボタンのデザインを一新したクロノグラフと44mm径の大胆なケースもロレアート アブソルート ロックのスポーティさを象徴する。ラバーベルトは手首にフィットし、あらゆるシーンで活躍する。

Ref. 81060-36-691-FH6A。カーボングラス(44mm径)。50m防水。自動巻き(Cal.GP03300-1058)。世界限定100本。193万6000円(予価)
【問い合わせ先】
ソーウィンド・ジャパン
TEL:03-5211-1791
ジラール・ペルゴ 公式サイト
https://www.girard-perregaux.com/ja