昨今、時計界でトレンドとなってきた小ぶりなサイズとヴィンテージデザイン。この二つのキーワードを融合させたドイツの新鋭ブランド、“Zeitstrom(ザイストローム)”が先行発売を開始した。
日本初上陸! ザイストロームがクラウドファンディングで先行発売
“Zeitstrom(ザイストローム)”は、2017年11月にドイツで創設された新鋭ブランド。
ブランド名はドイツ語で“時の流れ”という意味を持っており、1960年代〜70年代の時計を彷彿させるクラシックなディテールを取り入れたデザインが最大の特徴となっている。
このヴィンテージライクな“Zeitstrom(ザイストローム)”の時計をディレクションしているのが、ドイツでプロダクトデザイナーとして活躍するコルビン・ラスクとクリストファー・ノルスカゥという二人の若者。オーナー兼ディレクターとして“Zeitstrom(ザイストローム)”の製作に携わっており、ブランドコンセプトや特徴的なデザインを生み出した。
まず目を引くのが、1960年代〜70年代のヴィンテージウオッチからインスパイアされた、幅
36ミリ幅の小振りなクッションケース。小さめのサイズは独特のヴィンテージ感を演出するだけでなく、日本人の手首にもしっくりとフィット。男女問わずに快適に着けることができる最適なサイズといえるだろう。
また、エッジを立たせたクッションケースの素材には医療器具にも採用されるサージカルステンレス 316Lを採用しており、アレルギーを起こしにくいのも嬉しいポイントだ。
》ヴィンテージ感を醸すこだわりの外装デザイン
ベゼルはケースと一体成型されており、均一の筋目を研磨処理で施したヘアライン仕上げで表面の加工を統一。ステンレススチールの質感を際立たせたソリッドな仕上げが、小振りなケースに金属らしい重厚感をプラス。ケースとコントラストを際立たせているリューズには、トップに砂時計の落ちてゆく砂をモチーフにしたブランドロゴが刻印されている。
1960年代〜70年代の腕時計を彷彿とさせるクッションケースのシェイプと、同じく当時の雰囲気を再現したドーム型のアクリル風防のコンビネーションも魅力的だ。
》流行に影響されないクラシックかつミニマルな文字盤もポイント
文字盤のデザインは、コンセプトである1960年代〜70年代の雰囲気を演出するため、クラシックなスモールセコンドを採用。12時、3時、6時、9時に、バーとドットを組み合わせたインデックスを配置した文字盤とのコンビネーションが、よくあるヴィンテージデザインとは異なるユニークスタイルを生み出している。
12時位置にデザインされた砂時計をモチーフにしたロゴは、時間の流れという概念を視覚化するものであり、“Zeitstrom(ザイストローム)”のトレードマークとして大きな役割を果たしている。
》編集部のおすすめモデル-其の1
Zeitstrom(ザイストローム)
(左)ザイストローム 01
(左)ザイストローム 02
コレクションのなかで、最もスタンダードでありなおかつエレガントな印象を感じさせるのが、腕に快適にフィットするメッシュブレスレットを装着したコレクション。ホワイト文字盤とブラック文字盤の2モデルをラインナップしており、モノトーンのデザインはスーツやジャケットなど、ビジネススタイルのコーディネイトとも相性が抜群だ。
■SS(38㎜径)。日常生活用防水(30m防水相当)。クォーツ(Cal. Miyota 1L45)。各1万4960円(先行発売特別価格)
》編集部のおすすめモデル-其の2
Zeitstrom(ザイストローム)
(左)ザイストローム 05
(左)ザイストローム 06
ブルー文字盤のモデルには表面に特殊なプレス加工を施したブルーのレザーベルト、バーガンディ文字盤にはスムースレザーのベルトを採用。一見すると個性的だが、両モデルとも深みのある落ち着いた色合いに仕上げられているので、大人の男性でも違和感なく着用可能。腕時計にファッション性を求める人には、カラーダイアルを採用したこちらの2モデルがおすすめだ。
■SS(38㎜径)。日常生活用防水(30m防水相当)。クォーツ(Cal. Miyota 1L45)。各1万4960円(先行発売特別価格)
【問い合わせ先】
ウオッチメーカーズ(TEL.03-5562-0841)
https://watchmakers.en-jine.com/projects/zeitstrom