10月のこの時期、野球ファンが熱い視線を注ぐのがドラフト会議だ。高校生最速となる163kmの記録をもつ大船渡高校の佐々木朗希投手や、23奪三振を記録し甲子園を沸かせた星稜高校の奥川恭伸投手など、今年も大物新人に注目が集まった。
これからの活躍に期待が高まる一方で、大型新人が登場するたびに改めて注目が集まるのが、野球界におけるレジェンドの存在である。
なかでも多くの野球ファンの記憶に残る人物こそ、V9を達成するなど巨人の黄金時代を築き上げた“ミスタージャイアンツ”こと長嶋茂雄氏だ。
1959年6月25日の天覧試合でのサヨナラホームランや、現役引退時の「我が巨人軍は永久に不滅です」の言葉など語りどころ満載の長嶋茂雄氏。今回G-SHOCKがそんなレジェンドとのコレボレーションモデルを発表したのだ。
ケースのカラーリングは、読売ジャイアンツのチームカラーを採用。チタン製のケースとバンドに、DLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)処理を施すことでオールブラックに仕上げ、ベゼルや文字板には、アクセントカラーとしてオレンジを配色した。
ベースモデルにはG-SHOCK最高レベルの精度と強度を誇るフルメタル仕様のMR-Gをミッドサイズ化した“MRG-B1000”を採用。Bluetooth搭載電波ソーラーを備え、世界中のあらゆる場所で正確な時刻表示が可能だ。
また長嶋茂雄シグネチャーモデルにふさわしく、文字盤3時位置に、長嶋茂雄終身名誉監督の背番号であり、読売ジャイアンツの永久欠番としてその伝説を物語る“3”を配置。また裏ブタには直筆サインと17年間の通算打撃成績を刻印している。
個人的な話になるが、筆者が子供の頃はちょうど監督として活躍していた頃で、松井秀喜選手とともに試合で奮闘する姿を、ワクワクしながら眺めていたものだった。
選手時代から多くの野球ファンを虜にしてきた長嶋氏。実は先日実機を拝見する機会があったのだが、裏ブタに刻まれたサインに、長年巨人を率いてきた思いが詰まっているような気がして感動すら覚えた。
往年の長嶋ファンにはたまらない魅力が詰まった本モデル。レジェンドらしく価格は41万8000円とかなり高額だが、200本限定のレアモデル。11月21日(木)より販売開始予定だ。
また発売に先立って、10月23日(水)からジャイアンツオンラインストア(https://store.giants.jp/store/)で先行にて予約注文を受け付けるとのことだ。購入を希望する人は早めに手に入れることをオススメする。
■Ref. MRG-B1000NS-1A。ステンレススチールケース&ブレス。ケースサイズ52.2×46.2mm。20気圧防水。クォーツ。41万8000円。国内限定200本
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文◎佐波優紀(編集部)