IWC、A.ランゲ&ゾーネで技術顧問を務めた独立時計師リチャード・ハブリングと妻のマリア・クリスティナがオーストリアでスタートさせたハブリング2(Habring2)。秒針が1秒刻みでジャンプする“ジャンピングセコンド機構”や1秒を8分割して針が運針する“フドロワイヤント機構”、そしてプッシュボタンではなく、クロノグラフのスタート、ストップの操作をリューズひとつで行う“クロノCOS”など、個性的なコレクションを手がけてきた同ブランドから新作クロノグラフが登場した。
新作は、2015年に世界の高級時計の祭典『GPHG(ジュネーブウォッチグランプリ)』で「小さな針賞(プティット・エギュィーユ賞/Petite Aiguille)」を受賞し、メイドインオーストリアの自社製ムーブメントを搭載したことでも話題となったフェリックス(Felix)のクロノグラフモデル。大きさと厚みを抑えたエレガントなケースシルエットを持ち、既存のフェリックス同様、無駄な装飾を一切省いた文字盤スタイルが特徴。シースルーのケースバックからのぞくのは、開発、調整、組み上げにいたるまでオーストリアで行う、ふたりのこだわりが凝縮したオリジナリティ溢れる自社製クロノグラフムーヴメントだ。
なお、この新作クロノグラフは、8月15日(水)から27日(月)まで、日本橋三越本店7階で開催中の「第21回 三越ワールドウオッチフェア」にて、世界で初めて披露される予定。発売は10月中旬を予定しており、現在予約受け付け中とのことで、気になる方はぜひチェックしてみて欲しい。


ブランド名
Habring 2/ハブリング 2
モデル名
クロノ フェリックス
ケース素材
ステンレススチール
ベルト素材
写真のベルトはイメージです。実物とは異なります。
サイズ
38.5㎜径
防水性
3気圧防水
ムーヴメント
手巻き(Cal.A11C-H1)/約48時間パワーリザーブ
税込み価格
97万2000円
発売予定
2018年10月
機能・特記事項
モノプッシャークロノグラフ/トリオビス緩急調整装置/クロノメーターグレードのカール・ハース(Carl Haas)製ヒゲゼンマイを使用した耐磁脱進機/DINおよびNIHSに準拠したキフ耐震装置
【 問い合わせ 】
シェルマン
☎ 03-5568-1234
http://www.shellman.co.jp