H.モーザー初となるスチールモデル


PowerWatch|H.MOSER(H.モーザー)


スチールモデルの投入で高級モデルが身近な存在に

高級腕時計における近年のトレンドのひとつに高級機のスチールモデル化が挙げられる。その背景にあるのは、ケースの加工技術の進歩だ。硬いスチール素材でも微妙な美しいラインや立体感を表現することができるようになったことが大きい。現にブランパンやジラール・ペルゴなど、これまでゴールドケースモデルがほとんどだった老舗高級メゾンにおける、より実用的なスチールモデル化への取り組みは、近年確実に広がりをみせていることは確かである。

今回取り上げたこのモデルも、そんな筆頭に挙げられるだろう。H・モーザーと言えば、一つひとつハンドメイドで丁寧に作られることから、愛好家の間でも高い支持を得るスイスの高級マニュファクチュールメーカー。そんな同社も、スポーティな雰囲気のパイオニアコレクションで、スチールモデルの展開をスタートさせた。しかもこの3針は価格が100万円台半ば。ゴールドモデルになると、ウン百万円台のプライスレンジが主軸となるのを考えると、かなり魅力的な価格であろう。

PowerWatch|H.MOSER(H.モーザー)

再設計された新型自動巻き

ムーヴメントは、巻き上げ効率に優れるラチェット式(爪送り式)自社製自動巻きを採用。もともとあった自動巻きを再設計したもので、脱進機周りがテンワはチラネジからマスロットによる調整に変更。ムーヴメントには独自のモーザー・ダブルストライプが施される。

PowerWatch|H.MOSER(H.モーザー)
美しい文字盤と機能的な針
独特のグラデーションが美しいサンバースト仕上げのフュメ文字盤。一方、針はスポーティな雰囲気に合うスーパールミノバ付きで実用的だ。

PowerWatch|H.MOSER(H.モーザー)

一体削り出しの立体ケース
ゴールドモデルは九つの部品によるフレーム構造ケースだったが、スチールモデルは一体削り出しに。実は分割構造より高い加工技術を要する。

PowerWatch|H.MOSER(H.モーザー)

シンプルな3針モデルだが、約43㎜もあるために小柄な日本人の腕にはやや大きく感じるが、文字盤の美しさと視認性は抜群。腕なじみの良い。ラバーベルトと短めに設計されたラグの効果もあって着け心地は良い。
H.MOSER & Cie. (H.モーザー)
パイオニア・センターセコンド・オートマティック
Ref.3200-1200
ケース径:42.8mm
ケース素材:ステンレススチール
ムーヴメント:自動巻き(Cal.HMC 200)
防水性:120m
税込価格:149万400円

●問い合わせ
イースト・ジャパン
TEL:03-3833-9602

 

 


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